T様邸（札幌市西区）

■札幌市西区にて三井ホーム様で新築されたT様邸の外構デザイン施工を行わせて頂きました。
玄関から道路境界までのスペースだけで100㎡以上の敷地面積となります。
ご住居外壁の質感・色味、外観がとても素敵で、外構部全面にも建物の魅力的な雰囲気を広げたいというコンセプトの元でプランニングさせて頂きました。

カーポート＜G1-R　２台用ワイド＋軒延長＞

札幌でも最近は４本柱カーポートが主流となってきていますが、こちらは２台用ワイドサイズという横幅である上、駐車スペースとは別に張り出した幅1.8ｍの屋根部分が設けられている特別な屋根広さのため、6本柱となっています。
アプローチにかかる軒が、雨の日も雪の日も、動線をスムーズにしてくれます。

エスビック＜パエリア＞

玄関まで10ｍを越えるアプローチを色ムラの美しいパエリア・ムエル色（エスビック製品）で単純になり過ぎないよう途中クランクを設けつつ大きさも統一しました。
カーポートの張り出し屋根と合わさりながら1.5m幅の豪華なアプローチ動線となっています。

イナバ物置　＜FS-3018SF＞　

物置は、北海道だと豪雪タイプをお選びいただく必要があることから、つい最近まで一部高価なものを除いて飾り気のないものが一般的でした。
お客様からも「置かなくてはいけないけど建物や敷地の雰囲気を壊すのも嫌で・・」と、ご相談をいただくことが多いアイテムです。
こちらのフランネルグレー色はイナバ物置さんの新製品で、その点に考慮された製品となっています。
柔らかなグレー色で、昨今人気のモノトーン外構にも大変良く合うアイテムです。
T様邸でも存在感はありつつ全体の雰囲気を壊すことなく調和しています。
こちらの3018はフランネルグレー色では一番大きな幅・奥行サイズとなっています。（本体屋根幅3160㎜*屋根奥行1970㎜）

ＬＩＸＩＬ＜デッキＤＣ＞

色味・質感含め建物ととても一体感が出せています。低熱伝導素材の製品のため熱さを感じにくく、静電気もおこりづらいアイテムです。

リビングからデッキへ、そして人工芝スペースにスムーズに移動ができ、お子様が遊ぶ範囲がグッと拡がります。
ご家族のだんらんスペースもしっかり確保しつつ、逆にお車から大きな荷物を運ぶ際もスムーズに行うことができます。

お庭と植栽の景色

庭スペースには、花壇枠含めピンコロブラックという天然石を仕切りとして大量に使わせていただきました。
コンクリート製品にはない独特な質感が全体の雰囲気作りに影響を与えてくれています。

植栽がお好きなご主人に喜んで頂きたく、一般的なサイズより大きく幹模様が綺麗に入った壮観なアオダモをシンボルツリーとしたうえで、多くの植栽を配置も考えながら植えさせて頂きました。

物置手前に並ぶ2本のアオハダには、LIXILのスポットライトでライトアップされ、樹形の影が物置のフランネルグレーに映りこみます。
植栽幹元も全体の統一感を考えつつも花壇ごとにそれぞれ違う化粧砂利・割栗石を敷くことで単調にならいようにデザインしています。

ご家族みなさんにも喜んで頂けたようで大変嬉しい限りです。
T様、ご家族の皆様、心よりご縁に感謝しております。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

planner：林雅樹